2010年2月27日土曜日

[下準備] mixiにイベント告知

 告知はなるべく積極的にしたいのですが,しつこくなりすぎてもいけないので,頃合いを見計らいながらやらせていただいてます。

 さきほどmixiに久しぶりにアクセスして,いくつかのコミュニティにイベントを登録させていただきました。重複しすぎてもまずいので3つほど選んで投稿しましたが,さて,皆さんご関心を持っていただけるかどうか…。

 本当は教育現場の先生方に届くように頑張りたいのですが,意外とそういうチャネルというのが少ないのですよね。新聞関係だと,もう少し事前にプレスリリースを出すべきだったのですが,緊急企画であったことや,会場の件もありましたので,これは仕方ない…。

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 というわけで,現時点で事前登録にもまだまだ十分余裕あります。100名程度のキャパシティがある会場ですから,3月中に告知活動したり,当日お越しになっていただく方を考えて,ちょうどいいぐらいになるかなと思います。

 意外なiPad人気でオーバーしたらどうしようかとビクビクはしていますが,そのための事前登録と登録順ですので,ご協力お願いします。

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 登壇者の皆様には,あらためて書類などを作って情報提供しなければなりませんし,当日ご来場になる皆さん向けに配付する資料もぼちぼち作り始めなくては…。

 ちなみにプレゼン登壇者のお一人として,Twitter上で電子教科書議論の取りまとめを精力的にされているある方をお願いしています。なんとSkypeによる遠隔登壇をお願い中。

 この集いも,新しいツールを活用しながら実験的にやっていきたいと思います。どうぞお楽しみに。
 

2010年2月25日木曜日

[事前登録] ご要望など

 3月28日(日)に「iのある教育と学習」を開催します。会場は約100名の方々にお越しいただける規模だと思いますが,万一のことも考えて,事前登録をお願いしています。

 少しずつですがご登録いただいています。まだ余裕がありますが,登録数が定員に近づきますと参加のチャンスを逃してしまう可能性もありますので,早めにご登録をおすすめします。

 さて,現時点でいただいている登録の中から,ご要望欄にいただいている一部のお声を拾わせていただき,ご紹介してみようと思います。文体は改変してあります。

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・具体的な教育利用の事例を知りたい
・iPhoneがどう使われているのか知りたい
・タッチデバイスと電子教科書の相性について考えたい
・iPadへの映像配信などについて知りたい

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 集い進行の参考にもなりますので,事前登録のご要望欄に気軽にメッセージをお書きください。よろしくお願いします。
 

2010年2月23日火曜日

[下準備] イベント内容

 「iのある教育と学習」の下準備についてご紹介させていただいています。今回はイベントの内容についてご紹介します。

 今回のイベントでは、iPadやiPhoneに代表されるタッチデバイスの教育利用について広く情報交換と共有が出来ればと思っています。


 最初、今回の企画趣旨を簡単にご紹介した後、前半はプレゼン・パート。

 順番は変わるかも知れませんが、次のような方々にお話をお伺いします。

 iPhoneを学生全員に持たせて活用してきた青山学院大学・社会情報学部の取り組みについて、伊藤一成さんからご報告をいただきます。

 大学教育における事例ですが、導入から授業での活用も含めて、iPhoneがどのように使用されたのかをお聞きし、今後iPadを始めとしたタッチデバイスが持つ可能性についてもお話いただくつもりです。

 その他、コンテンツに関わるお仕事をされている方にもご登壇いただける予定です。すでに米国では激しい電子書籍戦争が勃発しているようですが、日本のプレイヤーから見た市場の景色などをお聞かせ願えればと思っています。


 後半はトークセッション。

 メディアでもお馴染の松村太郎さんにモデレータをお願いしました。

 タッチデバイスといった新しいツールが拓く教育と学習の世界について、様々な立場に立つ方とトークを展開できればと思います。またフロアやTwitter参加者とのやりとりを期待しています。

 まだトークにご参加いただく方を選んだり、打診したりする段階ですので、トーク登壇者については後日お知らせします。登壇希望もいただいていますので、それらも踏まえて準備していきます。

 最後に、簡単にまとめをしたいと思います。


 以上が基本的なプログラムの中身です。ご参加いただく皆さんからも情報提供や発信していただこうと考えていますので、筆記用具をお持ちになって、ぜひいろんなアイデアや考えを教えてください。
 

[下準備] このタイミングで開催することの必要性

 iPadの発表が1月28日頃で、発売は3月末から4月以降の予定。そして「iPad教育利用の集い」は3月28日(日)での開催。iPad関連の教育イベントとしては早いものの一つです。

 もちろん、iPadが実際に登場すれば、今後山のように教育利活用のイベント・研究会などが開催されると思います。それらに注目し、動向を追いかけることは大切なことです。

 ただ、私個人が「小中高の学校の先生方とご一緒に情報共有する」ことに強い思い入れを持っていることと、これまでの後追いの歴史を払拭する(その意気込みを打ち立てる)ためにも、iPadの発売で盛り上がるより先回りして教育利用について考えを持ち寄る機会をつくりたかったのです。

 iPadの代表される機器は、先生方のための道具。

 私個人は、まずこのメッセージをこのタイミングに強く推し出したかったのです。もう少し広げれば、iPadが一般市場で賛否両論いろいろと議論を取り交わされて盛り上がるより少し前に、教育・学習利用を強くアピールすることが必要だと感じたのです。

 その上で、電子書籍、デジタル教科書(原口ビジョン)、教育の情報化、教育ビジネスと学校教育現場・教育研究との連携といったトピックスにも目を向けていただきたいと思っています。

 これは新しい時代における議論の始まりなのです。
 

[下準備] なぜ小中高を強調したのか

 企画開始のきっかけツイートでも、下準備の過程でも、「小中高」という学校段階を強調する場面が多々あります。

 これは決してイベントで高等教育段階は扱わないとか、幼保とか塾とか専門学校などの他領域を対象にしないとかいう意味はありません。

 今回のプレゼンは大学での実践をご報告もいただきますし、参加者の中には専門学校や教育関係の企業の方もいらっしゃいます。

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 「小中高」段階を強調するのは、そうした学校現場にいる先生方の声が、他の場にいる方々の声よりも拾い難かったり、通り難かったりするからです。

 私立学校を別にすれば、この国の学校教育の多くを支えているのは公立学校の先生方です。しかし、こうした先生方の一人一人の興味関心や様々な声は、公教育制度というしくみの中で、聞こえ難くなってしまう傾向にあります。

 本当は新しいツールや新しい教育実践にチャレンジしたいという個別の思いも、自分の所属する学校全体、学校が設置されている市町村の他の学校群全体、その市町村のある都道府県の教育行政全体の中に埋もれて、手かせ足かせ状況の中にあるのです。

 日本の学校教育は今、困った「知恵の輪」状態です。

 誤解の無いよう書きますが、新しいツールの導入がこの知恵の輪を一気に解く鍵になることはありません。私たちは知恵の輪を落ち着いて丁寧に解く必要があります。新しいツールはそのためのヒントを与えてくれるに過ぎないのです。

 私は、そのような取り組みが「小中高」段階にとても必要だと考えています。そして、そこで日々努力され、自分たち自身が絡まった知恵の輪解きに苦心している先生方、その方々を支援してこそ物事が前進すると考えています。

 そうすることで、大学や短大はもちろんのこと、他の教育関係の場にも良い効果が波及するのではないかと考えています。

 それがこの企画で「小中高」を少し強調している理由です。
 

[下準備] 企画の始まり

 日本時間で1月28日未明、Apple社が「iPad」というタッチデバイスを発表しました。「ウェブ、メール、写真を体験する最高の方法」と銘打たれた新しい情報ツールです。

 Appleとの付き合いもだいぶ長くなった私は、大興奮と冷静さのバランス取りも慣れてきたのか、このツールをどう教育に持ち込むべきだろうかと早速考えていました。

 携帯電話の時のように、市場で賑やかに進化してから教育現場が後追いして対処するような構図は繰り返したくはなかったので、少なくとも先回りする動きを作りたいと思ったのでした。

 そして、Twitterでこんなツイート(つぶやき)をしたのです。

小中高学校現場向けのiPadアプリを一緒に企画・開発してくれる人募集中… iPad,日本の学校現場に持ち込むぞ!(該当のツイート

 幾人かの人たちが反応してくれました。関心を持っている人は多そうです。ならば集まってアイデアを持ち寄る機会をつくりたい。

 「iPad教育利用の集い」は、こんなきっかけで始まりました。
 

3/28 iPad/iPhone教育利用の集い「iのある教育と学習」開催

皆様

 2010年3月28日(日)13:00より、東京初台オペラシティ32階セミナールームにて「iのある教育と学習」(iPad/iPhone教育利用の集い:参加無料)を開催いたします。

  告知&登録サイト http://sites.google.com/site/mobile4edu/


 教育現場にいらっしゃる先生方を始め、新しいタッチデバイス・ツールの教育的利用にご関心のある皆様を対象としたイベントです。

 可能性や限界など多様な側面について多くの皆さんと情報を共有し、ご一緒に考え始め、取り組むスタートとなるイベントにしたいと考えております。

 是非、参加登録いただき、当日ご来場いただけますようお誘い申し上げます。

 また、当日の様子はネットでもお伝えする予定ですので、ご都合や遠隔地で直接ご参加いただけない皆様も、間接的にでもご参加いただけますこと願っております。

iPad/iPhone教育利用の集い
下準備人
林向達(徳島文理大学)